美しきアイスバブルの世界

オンネトーのアイスバブル
暑く長かった夏が過ぎ、秋が瞬く間に過ぎ去ると、オンネトーはもう冬の装いです。気温もぐんぐんと低下し、雪がちらつき始めました。
オンネトーは、例年11月下旬頃から浅瀬で結氷が始まり、12月10日前後には湖面が全面結氷します。
ただ、自然現象であるアイスバブルの見頃を明確に予測することは非常に困難です。その年の気象条件によって変動しますので、最新の情報にご注意ください。
さて、ここからは、昨年のオンネトーが結氷に至るまでの様子を、日を追ってご紹介します。

昨年の11月下旬
気温が下がるとともに、湖の浅瀬にある倒木などには、水しぶきが凍りついた飛沫氷(しぶきごおり)が見られ始めます。
湖は、浅瀬から徐々に結氷が進み始めます。


湖の大部分は結氷しますが、この段階で氷上に立ち入るのは大変危険です。氷が十分に厚くなるよう、安全を期して数日間待つ必要があります。
しかし、まさにこの結氷が始まる時期こそが、一年で最もオンネトーの美しさが際立つ瞬間でもあります。
数日後、安全に氷上に上がれるようになり、無事にアイスバブルを鑑賞することができました。
しかし、この時期のオンネトーは氷の厚さにムラがあるため注意が必要です。特に水深の深いエリアは結氷が遅く、氷が薄いため大変危険です。


湖底からは天然ガスや温泉が湧き出る「湯壺」があり、その周辺は一年を通じて氷が非常に薄いため、立ち入ると大変危険です。
この危険なエリアを避けて安全に楽しんでいただくためにも、ガイドツアーのご利用を強くおすすめします。
※写真は2023年撮影







さて、今年のオンネトーはどんな姿を見せてくれるのでしょうか。この冬、新たな奇跡のアイスバブルに出会えることを心から楽しみにしています。
ガイド川村
12月にオンネトーをご訪問予定のお客様は、下記のリンクよりご予約・詳細をご確認いただけます。
